湘西鳳凰周辺-王村「芙蓉鎮」
青い石版をはめ込んで築かれた5里もある長街で、その中にある石畳の階段は長い歳月のため、つるつるとなっている。トウチャ族の「吊脚楼」（高床式の家）も川の両岸に並んでおり、少数民族の生活風情を感じられる場所でもある。
芙蓉鎮はトウチャ族の人が集住している古い町で、石畳の街ち古い住居（その多くが吊脚楼）とが完全に残っている。芙蓉鎮では特産「米豆腐」をぜっひ賞味したい。米豆腐を始めた本家本元は牌坊付近にああり、映画にもこの豆腐店がでているとのことである。
名前の由来
芙蓉鎮はもともと王村といい、土司王がかつてこの堅固な土地に居を構えたことから名付けられた。１９８０年代の初めには、謝晋が監督を務めた映画『芙蓉鎮』が爆発的なヒットとなり、観光客が激増した。この映画から名を取った、今は村の名前を「芙蓉鎮」としている。2000年もの歴史がある古い町で、歴代ず っと土司王の都であった。青い石版をはめ込んで築かれた5里もある長街で、その中にある石畳の階段は長い歳月のため、つるつるとなっている。トウチャ族の「吊脚楼」（高床式の家）も川の両岸に並んでおり、少数民族の生活風情を感じられる場所でもある。この村は「芙蓉鎮」という映画のロケで有名になり、今では芙蓉鎮で通用している。町の中を散歩するときに石畳の細い通りが2.5kmも続いていて時代劇の雰囲気を感じる。
『芙蓉鎮』映画解説：
言わずと知れた中国映画の最高傑作で，文革の悲劇を正面から描いた初めての作品。文革という狂気の嵐が地方の小さな町で如何に荒れ狂い，善良な人々を悲劇のどん底に落としていったかを，小さな料理屋を営んでいた一人の女 性・胡玉音の受けた幾多の苦難を通して描く。その嵐の中を耐え忍びながら生き抜いた彼女の感動の物語でもある。87年度の中国・百花賞(作品ほか)、金鶏賞(作品賞ほか)受賞作。監督は謝晋。芙蓉鎮で、劉暁慶（画像右）は赤いコーリャンで有名な俳優の姜文（画像左）と共演し、プライベートでも恋愛関係になっています。
古い町並みの雰囲気が漂っている
