張家界葛(くず)
葛(くず)はマメ科の植物で、中国、日本、東南アジアに分布し、日当たりのよい山野に生育している半低木性のつる性植物です。
薬用には一般的に根を用い、生薬名を葛根(カッコン)といい、風邪薬としてよく知られる漢方薬の葛根湯などにも使われています。また、根からは葛粉(くずこ)と呼ばれる澱粉(でんぷん)が伝統的に作られ、本来の葛餅(くずもち)やくずきりはこれから作られたものでした
葛の一般利用方法
食用や医薬品としては根の部分が多く使用されていて、日本では根の部分は医薬品としてしか使用することができず、風邪薬として重宝されている葛根湯に配合されている他、桂枝加葛根湯、升麻葛根湯、参蘇飲、独活葛根湯にも使われています。