張家界葛(くず)
薬用には一般的に根を用い、生薬名を葛根(カッコン)といい、風邪薬としてよく知られる漢方薬の葛根湯などにも使われています。また、根からは葛粉(くずこ)と呼ばれる澱粉(でんぷん)が伝統的に作られ、本来の葛餅(くずもち)やくずきりはこれから作られたものでした
葛の一般利用方法
食用や医薬品としては根の部分が多く使用されていて、日本では根の部分は医薬品としてしか使用することができず、風邪薬として重宝されている葛根湯に配合されている他、桂枝加葛根湯、升麻葛根湯、参蘇飲、独活葛根湯にも使われています。
弊社特別お勧めの利用方法:
1:中国や台湾では、葛花は二日酔いの嘔吐緩和など「消酒効果」を目的とした「葛花解醒湯(かっかかいせいとう)」等の漢方薬の原料になっています。以下は、漢方処方「葛花解醒湯(かっかかいせいとう)」の処方とそれに基づき中国国内で特に張家界で通常売られている商品のパッケージです。 パッケージには「飲酒過量、宿酔、嘔吐」の文字が見えます。
2:お碗の中に約50グラム(一人分)の葛の粉を入れて、50グラムのお水も入れ、スプーンで掻き回して、その後、150グラムのお水を入れて、暫くお待ちしたら、ご賞味できるようになる。
3、2の方法の通りに作って頂いた葛を冷蔵庫に入れ、冷凍した後、片切りして、お肉やお好きな食品と一緒に炒めても、煮ても、最高なお食べ物が作れる。
葛花解醒湯(東醫寶鑑雑病論巻四より)
葛花 五銭、縮砂 五銭、白豆蒄 五銭、青皮 三銭、白朮 二銭、乾姜 二銭、神麹 二銭、沢瀉 二銭、人参 一銭半、猪苓 一銭半、茯苓 一銭半、橘皮 一銭半、木香 五分